(豆知識)IFTTT

IFTTTについて簡単に説明させて頂きます。

IFTTTとは、異なるソーシャルメディアやプラットフォーム、サービスを連携させるWebサービスです。
IFTTT: If This Then That の頭文字をとっていて、日本語にすると「もしこれをしたらあれをして」という感じになると思います。

まず、ややこしいのがIFTTT内の定義です。特に①〜④まで見た目のアイコンでほぼ区別がつきません。
そのため、大きくは以下の言葉を理解して設定する必要があります。(IFTTT内の構成が適宜変更されますので、2018年1月現在の内容です。)

①Service(サービス)
②Applet(アプレット)
③Trigger(トリガー)
④Action(アクション)
⑤Connect(コネクト)

①Service(サービス)
サービスは最も大きなくくりです。sRemo、GoogleAssistant、Locationなどのように各社が提供するサービスです。サービスの中に、Applet,Trigger,Action,Connectがあり、これらを設定することで利用できるようになります。

②Applet(アプレット)
各サービスのTriggerやActionを組み合わせたものをAppletと読んでいます。IFTTTは組み合わせによって利用することができますし、組み合わせるのがIFTTTです。Appletは1つのアプリと考えて頂けるとわかりやすいです。
ただ、こちらもややこしいのが、sRemoサービスとしてもAppletを提供していますし、各ユーザが作成することもできます。アイコンも普通に見るとServiceなのか、Triggerなのか、Actionなのかの区別がつかないため、何をしているのかわかりにくいです。
ややこしい場合はメニュータブを極力利用し明らかにServiceを検索しているか、Appletを追加してThisを選択して操作しているかなどを考えながら設定して頂くのが良いと思われます。
また、sRemoサービスが提供するAppletは各自で1個しか利用できません。そのため、GoogleHomeを利用する場合にsRemoサービスが提供しているAppletで「テレビつけて」を作成すると2個目以降の「ライトをつけて」というのは各自でAppletを作成する必要があります。

③Trigger(トリガー)
「If This Then That」のThisになります。これをしたらあれをするの「これ」に当たる部分ですので、最初の起動のためのトリガーとなります。
IFTTT内の各サービスでトリガーを用意しています。(IFTTT内のsRemoサービスはトリガーは提供していません。)
GoogleHomeを利用する場合は、GoogleHomeが用意しているトリガー(「Say a simple phrase」や「Say a phrase with a number」)を利用してSremoサービスが提供するアクションと連携させます。

④Action(アクション)
「If This Then That」のThatになります。これをしたらあれをするの「あれ」に当たる部分ですので、何かしたらのトリガーで起動された後の結果の動作となります。このため、こちらは最終的に実施したいこととなります。
IFTTT内の各サービスでアクションを用意しています。IFTTT内のsRemoサービスもアクションとして、「Send set number to sRemo」や「Send Trigger Number to sRemo」などのアクションを提供しています。

⑤Connect(コネクト)
各Serviceを利用する場合、sRemoやGoogleAssistantなどの各プラットフォームでIFTTTからの接続許可を付与する必要があります。この許可は各プラットフォームのアカウント単位に設定しています。各プラットフォームのアカウントでの接続許可設定のことをConnectとしています。Connectしないと各Serviceは基本的に利用できません。IFTTTでsRemoを利用する場合に各アカウント(sRemoの場合はsCloudアカウント)で許可を行う必要があります。

 

【sRemoでのIFTTT利用について】
sRemoでは大きく2つの方法でIFTTTを利用できます。

①Action(That)にsRemoを用いてリモコン制御すること
GoogleAssistant(GoogleHome)やLocationsなどのようなIFTTTトリガーを自由に選択して、IFTTTのsRemoをアクションに組み合わせてリモコンを制御できます。

②温度、湿度、照度の設定で、IFTTTのWebhooksトリガーを動作させること
sRemoの温度、湿度、照度の設定で、IFTTTのWebhooksトリガーを動作させることができます。アクションはGmail,Lineなど組み合わせは自由に設定し動作できます。

上記の2つの利用方法ですが、連携で組み合わせることができるサービスが膨大ですので多種多様なサービスが利用できるようになります。
継続して追加も随時検討していきます。